小山田新道調査 東根市猪野沢岩崎から 2019.04.07

小山田新道は、天童野川村の名主・小山田理兵衛が、現在は東根市の猪野沢から宮城県名取郡新川村に至る新道(距離27km)として明治10年に完成させた道路だが、明治15年には県令三島通庸の命で関山新道が開通し利用されなくなった。地形図には現在も破線の道が記載されている。10年ほど前に山形新聞で取り上げられ、一度は行ってみたいと考えていた。
今朝は、県議会議員の選挙があり、投票を済ませてから、朝食をとり、いつもより遅い時間のスタートになった。時間的に県境までの調査は無理かもしれないが、行けるところまで行ってみよう。
山形から30Km程で、東根市猪野沢の岩崎集落に行ったが入口が分からない。25000地図には岩崎集落を過ぎてから北側に入るように書いてあるがそんな分岐はない。岩崎集落の方に聞いたら、行ったことがあるという方で、土砂崩れもあり通れないと忠告してくれた。それでも行けるところまで行きたいと話したら、集落の手前に道があるとのことで、入口まで案内してくれた。県道から小山田新道に続く道の入口(下山後に撮影)
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車は給水施設に置く
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歩き出して2~3分で倒木が道をふさいでいる
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さらに2~3分で車道は左に曲がるが、直進するのが小山田新道だ
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早速ヤブで、トゲのある低木と笹を掻き分けて進む
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杉林に入ると日当たりの関係かヤブがなく歩きやすい
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低木が斜めに生えておりじゃまだ
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猪野沢川の対岸には大畑山(2015.04.04に残雪を利用して登った)
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雪が低木を押さえつけていると歩きやすい
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テープ類はなかったが突然出現した。ここから南側に続いており下ることができそうだ
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斜面が崩落して岩盤が出ている
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樹林越しに面白山が見える
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 廃道になってから植えたと思われる杉が並んでいる
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尾根が近づく
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小山田新道は尾根を越して、尾根の北面をトラバースしている。雪が硬いのでこの斜面のトラバースは危険だ。引き返そう
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尾根を越す付近には作業道があるようで、猪野沢川沿いに林道から登れるのかもしれない。
登った時に赤テープを見つけたところから、杉林を下り、猪野沢川に下りた。対岸には林道がある。猪野沢川の渡渉が心配だったが難なく渡ることができた
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後は林道歩きだが、雪で車は入れない。橋の銘板には双間滝橋となっている
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橋の近くに樹木越しに滝が見える。これが双間滝だろう
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山の神の祠がある
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山の神から下では道路の雪もなくなった。そのまま下れば良いのだが登った道と並行して下る様なので、右側の杉林を上って小山田新道のある大地に出た。杉林の登りは楽だったが、地図には畑記号の書いてあるところは廃止された農耕地に笹とイバラ類が茂っている。100m程の笹薮を漕いで、新道に合流したが、途中でイバラに引っ掛かり上着にカギ裂きを作ってしまった。
コースタイム 給水施設9:42→テープのついた所10:56~59→最終到達点12:08~18→テープのついた所13:03~09→猪野沢川13:20→給水施設14:15
GPSトラック 沿面距離9.4Km 所要時間4:33 累積標高差±563m
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この記事へのコメント

maro7
2019年05月06日 20:09
はじめまして。
軌跡からみれば、あと1時間で河川争奪地形が残る「水分」でした。先日、発掘者のA氏が別ルートで「水分」へ辿っています。このルートは先人の労苦が垣間見られますね。
2019年05月07日 09:25
mero7様 コメントありがとうございます。
当初は「水分」辺りまでは行けるだろうと考えていましたが、残雪が硬く、アイゼン・ピッケルが必要でした。秋遅く落葉が済んだ頃に再挑戦したいと考えています。

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